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属性の弱い人や、自営業者の融資戦略
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2012.11.25 Sunday 08:41
属性の弱い人や、自営業者の融資戦略あれこれ
弱い立場の中小企業や個人事業主の融資戦略は、
借入先を分散させることが有効です。
銀行側の勝手な都合で、融資が下りなければ大変です。
したがってこれからは、あらかじめ何らかの予防策を、
講じておく必要があります。そのもっとも役に立つ方法が、借入先をなるだけ、
たくさん分散させておくことです。都銀、地銀、第二地銀、信金、信組、日本政策金融公庫、商工中金。
など借り入れの間口を広げておく。
そして、少額ずつ借りておく。
金融機関とは、実績を大事にするもので、
たとえ、50万円でも、借入れが残っていれば、
立派な融資先として扱われる。ところが、一旦借り入れが完済されると、
取引解消先という扱いになってしまうわけです。
もっとも、いったん解消先に入ってしまうと、次に借りようと思った時、稟議が通りにくいし、
融資担当者が、案件を押す理由を書きにくくなるわけです。
銀行における融資案件の稟議書には、取引実績がありとか、過去返済良好といったことが書かれている。
元々、銀行は保守的なので、金額はいくらでもいいが、
現在も借り入れが残っていて、
かつ、毎月滞らずに返済されていること自体が、
融資を受けようとする際に、一番重視されるわけです。
つまり当面、特に必要のないお金でも、ちょっとの額だけ借りておく。
そして一度の滞りもなく、毎月きちんと返済している人が、
優良借入先となるわけです。毎月たとえ3万円ずつの返済でも、
一度の滞りもなく、毎月きちんと返済していると、
過去返済は良好と、大手を振って稟議書に書き込まれる。日頃から、そういうことをしておくだけで、
零細企業や、自営業者は、融資を受ける時、あわてずに済みます。たくさんの金融期間と幅広く取引して、
返済実績を作っておくことがイザというときの保険になるわけです。
借入金利は、そのための保険料と割り切るべきなのです。
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